僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

大人の吃音の3つの特徴。これに全て当てはまる人が吃音者だ!

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

たまにどもることがあるのですが、これって吃音ですか?

そんな声を耳にすることがあります。

「言葉が出でこないときがある」
「詰まってしまうことがある」

そんなことがあると吃音を疑いたくなる気持ちはわかります。

しかし、たまにどもる、ふと言葉が詰まってしまうことがあるといった症状だけでは吃音とは言い切れません。

今回は、大人の吃音の3つの特徴をお話ししていきますが、この3つの特徴全てに当てはまっている人が吃音者と呼ばれるのです。

大人と付けたのは、幼児期や子供時代の吃音と、大人になってからの吃音の症状は根本的に違う所があるからです。

今回は大人の吃音の症状に絞って解説していきます。

大人の吃音の3つの特徴とは?

それでは、大人の吃音の特徴とは一体何なのか?

それは次の3つです。

大人の吃音の特徴
  1. 特定の言葉が言いにくいと感じる
  2. 人前ではどもるが、一人の空間や歌ではどもらない
  3. どもることを「悪」だと思っている

それぞれ詳しく説明していきます。

特徴①:特定の言葉が言いにくいと感じる


吃音者も決して全ての言葉が言いにくいわけではありません。

私はあ行が…
僕はか行が…
私はた行が…

と、それぞれ苦手が言葉が異なります。

それ以外の言葉は割とスラスラ言えるのですが、自分が苦手意識を持っている言葉を発したようと思った時に、「嫌な感情」が湧いてきて、声に出そうと思っても出てこない。

それが吃音の症状です。

ちなみに僕は「あ行」「た行」が強烈に苦手で、次のような辛い体験をしました。

高校2年生の古典の授業にて。

「た行」から始まる文章の音読を先生に指名されました。

当てられたので何とか無理をしてでも言わざるを得なかったのですが、初めの「た」がどうしても出てきませんでした。

「・・・・た!、た、・・・・・」

隣と前の席に座っていた友達から「早く言えよ!」と急かされ、周りのクラスメイトはざわついたり、クスクス笑ったりしたている…

「なんで言えないの?」そんな不思議な表情で先生も僕を見ていました。

結果、1分以上何も言えずその場で固まってしまったのです…

…めちゃくちゃ辛かったです。泣

また、僕の苗字も会社名も苦手な「あ行」から始まる言葉だったので、

名前や会社名を聞かれる度に心臓がバクバクして、実際にどもることもたくさんありました。

しかし、「あ行」や「た行」以外の苦手意識を持たない言葉は、基本的にスラスラ言えることがほとんどだったのです。

吃音によくある「あ行が言えない」「た行が言えない」という苦しみ

特徴②:人前ではどもるが、一人の空間や歌ではどもらない


2つめの特徴はこれ。

  • 独り言ではどもらない
  • 歌ではどもらない


これは吃音の典型例です。

あなたにも心当たりがありませんか?

ここで、覚えておいてほしい【吃音の定義】があります。

吃音とは、「単独で」「誰かに」「言葉で」伝える場面で起こる現象である。

ということです。

例えば、先程の音読の例の場合。

授業中の音読は、基本的に一人で(単独で)、クラスメイトに、言葉で伝える場面です。

上の吃音の定義の3つ全てにピタリと当てはまる場面なのです。

また多くの吃音者が口を揃えて苦手だと言う電話対応はどうでしょうか?

電話も、一人で、受話器越しの相手に、言葉で伝える場面です。

…あなたがどもっている場面を振り返ると、全てこの3つの定義に当てはまることができるのです。

逆に言うと…3つの定義に当てはまらない場面では基本的にどもることはないということ。

その代表例が「独り言」「歌を歌う」ことです。

あなたがどんなに「あ行」が苦手だと思っていても、自分一人の空間…自分の部屋で一人でいる時だと何も問題なくスラスラ言えてしまうはずです。

この「症状の差」に疑問を感じている人は多いですが、答えは吃音の3つの定義(単独で、誰かに、言葉で伝える)にあります。

独り言は、単独ではありますが、“誰かに言葉で伝える”場面ではないので、どもらないのです。

吃音が独り言では出ない3つの理由とは?

「歌は誰かに言葉で伝える場面じゃないの?」

そんな疑問を持った方もいらっしゃると思いますので説明しておきます。

歌を歌うというのは、「言葉で伝える」と言うよりも「自分を表現する」行為です。

この「自分を表現する」行為でもどもらないのも吃音の特徴です。

そしてこの考え方は有効な応用の仕方があります。

スピーチやプレゼン、人前での発表の際、多くの人は何とか言葉で言いたいことを伝えようとしてしまいますが…

ぜひ「自分を表現する」ことに意識を置いてみてください。

すると意外とどもらず、スラスラ喋れるようになるのです。

 ⇒吃音があってもスピーチをやり遂げる1つの視点。朗読、プレゼン、商談、電話全てに応用できる考え方

特徴③:どもることを「悪」だと思っている


“どもり”という現象自体は誰にでも起こることです。

別に吃音者じゃなくても連発(語句を繰り返してしまう症状)を出すことは珍しいことではありません。

「そ、そ、そ、それ」

みたいな。

焦っていたり、反射的に語句を繰り返してしまうことは誰にでもあり、「あ、どもった」と思うことなんてしょっちゅうあります。

しかし問題なのは、吃音者がある特殊な意識を持っていることです。

例えば、電話の挨拶でどもったとしましょう。

いっちー

お、お、お、お電話ありがとうございます。

すごく恥ずかしい瞬間だと思います。

でも非吃音者の場合、

「噛んじゃった、恥ずかしい。」

と思うくらいで、すぐに忘れ去ってしまうくらいの出来事なのです。

しかし、吃音者の場合…

  • またどもってしまった
  • 相手に笑われる
  • 変なやつだと思われてしまう
  • 嫌われてしまう
  • ちゃんと喋らないといけない

こんなふうに非吃音者にはない思考のパターンを持っています。

「どもる」という1出来事に対して、人に嫌われる、怒られる、孤独になってしまうという、自分にとって望ましくない結果を想像してしまっているわけです。

問題は、この吃音者にしか存在しない特殊な意識にあります。

この意識がますますどもりやすい体質を作っているのです。

なお、この吃音者特有の「意識」を解消する方法は次の記事で詳しく解説しています。

会社が怖い…電話が怖い…吃音の恐怖が生まれるメカニズムと画期的な解決策を伝授

吃音3つの特徴に全て当てはまっている人へ


  1. 特定の言葉が言いにくいと感じる
  2. 人前ではどもるが、一人の空間や歌ではどもらない
  3. どもることを「悪」だと思っている


以上が、大人の吃音の3つの特徴でした。

この3つで特に注目してほしいのは、3つ目の吃音に対しての意識です。

あまり人前ではどもらない、どもりを上手くコントロールできている人でも、吃音を恐れる意識があれば紛れもない吃音者なのです。

あなたも吃音に対して恐る気持ちを持っていないか考えてみてください。

  • どもってはいけない
  • ちゃんと喋らないといけない
  • 恥ずかしい
  • 情けない
  • 変なやつだと思われる
  • どもりがあるから人生がうまくいかない

このような意識がある場合、あなたは吃音の症状と、「言葉が出てこないかもしれない」という不安に苦しめられているはずです。

ですが、大丈夫です。

吃音者特有の意識に問題があると理解できたなら、それを解決するための行動を起こしていけばいいのです。

そのための話を次の記事でしているので、是非読んでみてください。

吃音は治らないなんて嘘!その理由と治し方を解説します。



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