僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

吃音に終止符を。周りの反応、電話の恐怖、その全てを終わらせよう

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

吃音者としてどのように生きるのが正解なのだろうか…?

職場の電話に追い込まれ、周囲にも理解してもらえず、苦痛が続けて起こってしまう。

何をやってもうまくできない…

そんな人生をどう考えていけばいいのか。

今回は、こんなお悩みに回答していきたいと思います。

吃音に悩みどう生きればいいのかわからない

吃音者の生き方…何が正解なのでしょうか。

私は23歳の時、吃音になりました。

仕事中、電話で噛んでしまい、それがきっかけで電話で会社名が言えなくなってしまいました。

その時は、会社名の前につく言葉(例えば株式会社など)を付けることで、また言えるようになりました。

しかし、全く治ったわけではなく、普段の会話でも言えない言葉を言い換えたりするようになりました。

それから4年後、結婚が決まりました。結婚式の打ち合わせをする中で、ちゃんと誓いの言葉を言えるかな?と思ったことがきっかけで、また電話の会社名が出なくなってしまいました。

その時は、紙に書いたのを読むとか、「お電話ありがとうございます」を付けるとか、ゆっくり話してみるとか、ネットや知恵袋に書いてあること、病院に行ったり心を落ち着かせる薬を飲んだり、イメージトレーニングしたり…

本当にいろいろ試しましたがダメでした。

上司に相談したら、しばらく電話に出なくていいよ、と言われて、同僚も分かってくれて…。

他の業務を頑張りました。

でもすごく忙しい時に、みんなが電話や来客対応をしている時に来た電話を放置するわけにはいきません。

ですが電話に出ても、何も一言も声が出なくて、「もしもーし」とイラく相手…。

そのうち、なんとか電話に出ることが出来ても、取り次ぎの「○○さん、お電話です」の第一声が出なくて口をパクパク…名刺交換の時にも自分の名前が出ない…。

どんどん呪いを掛けられて言葉を封じ込まれているみたいでした。

電話対応がかなり多い職場で、申し訳なくて、当たり前のことも出来ない自分が悔しくて、ちょうどその時流産してしまったこともあり、ボロボロになってしまって退職しました。

本当に良い職場で、仕事も楽しくて、結婚しても出産しても続けるつもりでした。

共働きで貯金できるときに頑張ろうと思っていました。

なので本当に悔しくて。

夫の両親も、結婚してすぐに仕事をやめるなんて何故…?と言った感じで。

他のお嫁さんたちはみんな仕事をしていたので結構嫌味もあり、肩身が狭かったです。

それから半年ほどたち、今度は週3日で事務のパートに就きました。

電話対応なしで書類作成などと書いてあったので、これなら…!と思いました。

しかし、職員の方のお土産を配る仕事がありました。

部署の人が50人ほどいて、一人一人に、「○○さんからです」と言いながら配る仕事です。

これが結構な頻度であり、吃音者には地獄のような仕事でした。

どうしても出ないときは、口をパクパクして、ニコニコして頷いてやり過ごしたり、優しい人であれば、「??」という感じで済みましたが、少し怖い上の人なんかには、「誰から!?」と怒鳴られたりしました。

職員の方の歓迎会に出たときも、どこ出身?と聞かれて、固まる…みんな「?」となりながらも待つ。

私は喉にご飯がつまったふりをして、胸を叩きなから、「すみません、ちょっと詰まっちゃって(笑)」みたいにごまかし、それでも出身地が言えない…

そりゃイライラするよね…と思います。

なんで、なんでと泣きながら帰りました。

惨めで悲しくて、もういなくなってしまいたいと思いました。

本当に出ないんです。何をしても、どうしても出ないんです。

結局その職場も、良い職場でしたが1年で辞めました。

吃音でやめるなんて言えず、嘘の理由を言って辞めました。

最初の職場で、吃音のことを打ち明けたとき、みんな少し変な人を見るような目になりました。

夫ですら、「どうしようもない。俺にどうしろっていうの。聞きたくない…」となりました。

実の母もよく分からないみたいで、吃音の話になると気まずそうにするので、私も言わなくなりました。

友達に打ち明けたときも、「え!?大丈夫…?(何それ心の病気?)」的にドン引きされてしまいました(笑)

なので、人には言わないことにしました。

長くなってしまいましたが、吃音者として生きていくなかで、一体何が正解なのでしょうか。

声が出なくて仕事に支障が出るとき、何をしても出ない、解決しない、病院に行っても、トレーニングしてもダメ、そういうとき、退職以外に何か道はあったのでしょうか?

声を使わない仕事なんてほとんどありませんよね。

たとえば工場勤務などでも朝礼があったりするし、在宅であればそれほどの収入にもなりません。

どうやってお金を稼いでいけばいいのか、吃音をお持ちでどうしても出ない方、どんな仕事をしていますか?

一番心配なのが、子どもが吃音になってしまった場合。

小さいうちならまだ治ると言いますが、私のように成人してから吃音になった場合、何と声をかけたら良いのか。

どんななぐさめも解決にはならず、どうしたら良いか分かりません。

長くなってしまいましたが、アドバイスをください。

過去の選択が間違っていたのか?


吃音の大きな悩みに加え、周囲の反応、生活の中での痛み…

不幸なことが続くことはありますが、「人生は無情なもの」ですね。

今回はこのお悩みに、僕なりに答えていきますが、

「生き方の正解」をお話することはできません。

そもそも「生き方」に正解などないし、求めているものは一人一人違います。

僕が正解だと思っている生き方が質問者さんにとっての正解ではないと思います。

しかし…

生き方は決められないが、背中を押すことならできる

そう思ったので、今回このお悩みに回答していきます。


まず。

「どうしても声が出ない、あらゆる手段を尽くしても改善されないとき、退職以外に道はあったのか?」

ということですが、退職の選択をしたことは別に間違いではないと思います。

✔︎どうにもならない
✔︎耐えられない



そんなときは、その場を離れないと再起が不能になるまで追い込まれていたかもしれません。

その環境を離れ、恐怖の少ない環境で再スタートするのは賢い選択だと思います。

たとえ、家庭内で「なんでやめるの?」と煙たがられたとしたも、退職することに周囲からの批判があったとしても気にする必要はないと思いますよ。

そうしなければ自分が壊れてしまいますから。

あなたの人生はあなたにしか決められないわけですからね。

…この前提を持った上で、ここから話を続けます。

周りが吃音のことを全然理解してくれない


質問者さんの場合、周りからの反応がなかなか厳しいようですね…

✔︎心の病気とどん引かれる
✔︎変な目で見られる
✔︎気まずい雰囲気を出される
✔︎そんなの知らないと言われる
✔︎イライラされる

読んでいて、なかなかだなと思いました。

僕も今まで両親や、上司、先輩に吃音のことを打ち明け、相談してきましたが、全員理解してくれ、配慮もしてくれました。

もちろん知らない人から笑われる、からかわれることはありましたが、周囲の反応に追い込まれることはありませんでした。

もしかしたら僕は運が良かっただけかもしれませんが…

それでも僕は伝えるための工夫はかなりしていました。

ここで一つ質問者さんに聞きたいことがあります。

吃音のことを相談しようか迷っている、または、過去に相談して質問者さん同様理解してもらえないことがあった人もしっかり聞いておいてください。

間違った伝え方をしていないだろうか?

どうでしょうか?

あなた自身が吃音のことをしっかり理解して、周りにどうしてほしいのか

これがわかるような伝え方をしましたか?

この質問者さんは文章を見る限り、何にどのように悩んでいるのかはしっかりわかるし、質問の意図もわかりやすい。

もしこのような形で周囲に伝えたにも関わらず、上述のような反応なのだとしたら…

残念ながら周囲に理解がなかったのかもしれません。

その場合は後で話す対処をしてほしいです。

しかし。

主にネットなどで見かける吃音の悩み相談などは、何を言いたいのかがわからないものが非常に多い。

✔︎吃音がしんどいです、どうにかしてください。
✔︎明日〇〇があります、治す方法を教えてください
✔︎言葉が出てきません、どうしたらいいでしょうか?
✔︎言葉が出てくるかどうしようもなく不安です、誰かアドバイスをください。



もしこんなニュアンスで、誰かに相談した、または相談しようとしているのであれば…

それは理解してもらえるはずがありません。

質問の仕方が雑すぎます。

そもそも「吃音」という言葉自体を知らない人も多いし、たとえ言葉は知っていたとしても、吃音者のリアルな悩みは絶対にわからない。

「出てこない言葉がある」

これは吃音者にしかわからない感覚なのです。

それなのに…

✔︎吃音の説明も
✔︎自分が一体どういうことで、どのように悩んでいるのかの経緯も
✔︎相手に具体的にどうしてほしいのかのお願いも…



肝心な所をほとんどすっ飛ばして、「苦しいです助けてください」と言った所で相手はどうすることもできない。

相手には一つずつ悩みを確認するような暇もないのです。

だからこそまずはあなたがある程度は吃音のことを調べて症状の事を理解する必要があります。

そして、何に悩んでいるのかを明確にして、どうしてほしいのかも明確にする。

そうして伝えることをしっかり明確にしてから相談するようにしてみてください。

ここをしっかりやっておけば、周囲が全然理解してくれないことはないはずです。

より具体的な伝え方は次の記事で詳しく解説しています。


吃音を相談することは怖くない!オススメの伝え方と未来の不安を解消する方法


それでも理解されない場合は?

上の要素を具体的に伝えとしても相手が理解してくれないのなら…

捨てる勇気が必要かもしれません。

✔︎嫌われてもいい
✔︎どう思われてもいい
✔︎何と思われようが関係ない



こんな風に意識をシフトしてみてください。

あなたが精一杯工夫して伝えたにも関わらず理解してくれない、とりあってくれないというのは、恐らく何をしてもその人が理解してくれることはないと思います。

あなたのことが嫌いなのか、人の悩みのことなどどうでもいいと感じる性格なのか、本当の所はわかりませんが、恐らく誰の悩みや相談に対してもそんな対応をしているんじゃないかと思います。

そんな人に理解されないからといって、心が乱されるのはハッキリ言って無駄です。

「理解されたい」

この欲求を捨てる勇気が必要です。

僕は承認欲求がかなり強いタイプだと、自分では分析していますが、

理解されないことに関しては、「価値観の違い」と考えて、それ以上悩まないようにしています。

この生き方にシフトできたのは最近のことですが、

今までより遥かにストレスが少なくなったと感じているし、生きやすくなったと感じています。

吃音のような大きな悩みは理解されないと相当苦しいと思いますが、精一杯伝えた結果であれば「仕方ない」と割り切ることが必要だと思います。

吃音でどうしても声が出ない時の対処法


僕にも仕事中、どうしても声が出てこないシーンが何度もありました。

1週間の仕事日の中で何度も…合計すると何百回とあったと思います。

僕の場合は電話だけではなく、お客様対応がたくさんある仕事なので、毎日のプレッシャーとストレスが半端じゃなかった。

今思えば「よく耐えたなぁ」と当時の自分を褒めてあげたいのですが…

実は苦しみに耐えることができたのには理由があるのです。

その理由次の2つ。


吃音の苦しみに耐えられた理由
  1. 細かいことを気にしない
  2. 割り切った対応


細かいことを気にしない

元々大雑把な性格ということもありますが、

仕事のときは意識的に「細かいことは気にしない」ようにしていました。

✔︎電話の言葉や言い回しが多少違和感があっても気にしない
✔︎電話もお客様対応も伝えたいことが伝わればOKと考える
✔︎周りの目は気になるけど、「どうせすぐ忘れる」から心配しなくて大丈夫と考える

などなど…

自分が楽に仕事ができるよう状況を何とか作り出そうとしていました。

吃音に苦しむ人のほぼ全員は、どもることではなく、

「どもることで周りから変に思われる」ことに恐怖を抱いています。

そうですよね??

…そして周りからの評価は気にすれば気にするほど、さらに自分を追い込み、益々思ったような動きができなくなってしまう。

そうして多くの吃音者は追い込まれていってしまうのです。

しかし、「周りからどう思われるか」はコントロールできないものなので、本当は悩んでも仕方がないことです。

だから、周りからの目は気にしすぎない方が絶対にいい。

そのために意識してほしいのが、

もっと適当に仕事をすること。

✔︎きっちり伝えないといけない
✔︎ミスをしてはいけない
✔︎相手を不快にさせてはいけない



是非こんな自分を縛る意識を手放してみてください。


あなた

伝えたいことが伝わったからOK~

あなた

まあ大丈夫でしょ。



こんなフレーズを合言葉に、もっと楽に考えてほしいです。

割り切った対応

僕的にはこれが一番効果があったと感じでいます。

前述の「捨てる勇気」にかぶりますが、

「どう思われてもいい」これを強く意識していました。

例えば電話対応。

僕も質問者さん同様、電話をとっても何秒も声が出ず、

「永遠に喋れないんじゃないか」

そう絶望することがよくありました。

相手から「もしもーし」と反応があると、「あ、すいません、〇〇です」と返していました。

当然相手は不思議がるわけですけど、「しょーがない」と僕はすぐに切り替えるようにしていました。

また、電話の相手には非常に申し訳ないですが、無言のまま電話を切った事も何度もあります。

喉がロックされて、完全な無声状態になることがたまにあるのですが、その時は喋ることを諦めて切っていた。

その事が原因で誰かに怒られても別に構わないと思っていたのです。

それよりも自分自身の心が深い傷を負うことの方を避けなればならないと考えていたからです。

そのためには多少迷惑がかかろうが、相手を不快にさせようが仕方がない、そんな風に割り切っていたのです。

僕はこの対応によって、苦しみに完全にやられ、立ち直れない状態になることだけは避けることができていたのです。

今後どんな選択をしていくべきか?


今まさに吃音に苦しんでいる人は、これからの人生においてどんな選択をすればいいのでしょうか?

質問者さんのように職場を変えて、少しでも楽な環境に身を置いたとしても、

「いつまでも逃げてはいられない」というのが本音でしょう。

それに、質問者さんも仰っていますが、どんな仕事をするにしても「喋る」ことを0にするのは難しいです。

そう考えると…

やはりどこかで吃音にガッツリ向き合う期間が必要なんじゃないか

そう思うわけです。

僕も上述の工夫で日々乗り切ってはいましたが、それをずっと続けろと言われたらやはり苦しかったと思います。

あれはあれで精神を削りますからね。。。

僕が今こうして未来に希望を持って、毎日を前向きに生きるれているのは、一定期間吃音に向き合い、恐怖や自分自身にかけているブレーキを外す取り組みを行なってきたからです。

自己流の工夫やネット上の吃音改善テクニックに限界を感じでいる人は質問者さん同様非常に多いと思います。

吃音にも、勉強や仕事と同じで、取り組み方の「型」があります。

その型を無視した取り組みをいくらしていても改善されることはない、むしろ吃音の場合は悪化する可能性が高い。

できる限り短期間で吃音の恐怖を克服し、その後は吃音に左右されない人生を送っていくためにも次の記事は要チェックです。

電話も取れなかった僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法を徹底解説!!


自分の子供が吃音に悩んだら何をしてあげられるか?


これは僕も最近すごく考えるテーマです。

もし自分の子供や、自分にとって大切な人が、吃音に苦しむようになったとしたら…

あなたならどうしますか?

僕なら徹底的に悩みに寄り添って、本人が克服することを望むなら、全力をかけてサポートをしたい、そんな風に思っています。

…と偉そうに言っていますが、吃音に悩んだことがある人なら誰もがそう答えると思います。

しかし、ここで残酷な現実があります。

吃音を克服した人にしか、本当の意味で苦しむ人を救うことはできない

ということです。

考えれば想像つくと思いますが…

自身の悩んだ経験から「わかるよ」と理解を示して、寄り添うことは可能です。

でも自分自身が克服できていないのだとしたら…

それ以上のことはしてあげられないですよね?

もし自分の子供が、「将来こんな生き方をしたい」と希望を抱いていたとしても…

「それは吃音者にとっては厳しい道だからやめときなさい」

こんなことは僕は絶対に言いたくないし、自由な選択をさせてあげたいと心から思っています。

恐らく多くの人もこの考えには同意してくれるはず。

であれば、まずはあなたが「吃音を克服した」存在であってほしい。

吃音を持ちながらも自分の人生をエネルギッシュに生きていてほしい。

これが僕が吃音に悩む人に一番伝えたいことです。

そんなあなたを見て、周りは勇気をもらい、行動に転化され、ハッピーになる人が増えていく。

そんな幸せの連鎖を生めるのだ、と僕は心から思っています。

そのためにも、少しづつでいいので、吃音の恐怖に向き合っていってほしいです。


電話も取れなかった僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法を徹底解説!!



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