僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

吃音があってもスピーチをやり遂げる1つの視点。朗読、プレゼン、商談、電話全てに応用できる考え方

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

吃音があってもスピーチや、発表をやり遂げられるようになる方法を今回はお話しします。

そしてタイトルにある通り、今回お話しする視点を物にすれば、

学校の朗読
会社
電話
商談
日常会話



あらゆる場面で今までよりもスムーズに言いたいことが伝わるようになります。

是非最後まで読んで実践してみてください。

吃音に悩んでいた頃にスピーチを任された

大学3回生の時の話。

部活動・サークルの次期主将が一堂に会し、「部活動をより良くしていくには」というテーマで話し合いをしたことがありました。

何組かのグループに分かれ、意見を出し合い、最後に各グループの代表者が演台に立ってスピーチをするという流れ。

僕はその代表者に選ばれてしまいました。

バリバリに吃音に悩んでいた頃だったので、正直断りたかったですが…

周りの目もあり、受けることに。

確か200〜300人くらいが会場にいたと記憶しています。(学生だけじゃなく、教授たちもいた)

演台にたつと、一斉に視線をあび、緊張がMAXに。

そんな時、僕はふとあることを考えていました…

吃音があってもスピーチをやり遂げる1つの視点


僕がスピーチの時に考えていたことは、

“どうやれば伝わるのだろうか?”ということ。

普段の会話や授業中の発表であれば、「言葉が出てくるだろうか…」と考えてしまっていたのですが、

この時は不思議と、伝わるにはどうすればいい?と考えていたのです。

「みんなで出し合った意見だから責任を持って伝えないといけない」という使命感みたいなものがそうさせたのだと思います。

“伝えるためにはどうすればいいか?”

この思考から、会場にいる人達の顔を見渡しながら喋ろうとか、大事なところはゆっくり間を取りながら喋ろうという行動が生まれ、結果はというと、大成功。

ほとんど言葉に詰まることもなく、自分のアドリブも所々入れながら、堂々と喋りきり大きな拍手をもらうことができたのです…

この経験で、今でも僕の中で生き続けている重要な気づきを得ることができました。

それが、“届ける”という視点です。

“届ける”と考えることで目的が変わる

会場にいる人達の顔を見渡し、間を取りながら「ちゃんと届いているかな?」と、参加者の反応を伺っていました。

すると色んなことに気がつけます。

目が合って微笑んでくれる人がいた
下を向いている人がいる
ちょっとゆっくり喋ると聞いてくれる
間を取るとこっちを見てくれる



やっている最中はここまでハッキリと認識していませんでしたが、スピーチが終わったあと、色んな気づきがあったなあと思い出せるのです。

で、こんな風に考えていると…

スピーチの目的そのものが変わってきます。

吃音に悩んでいたり、別に吃音じゃなくても喋るのが苦手だったりすると、

“うまく喋ること”
“たどたどしくならないこと”



どうしてもこれらを目的にしてしまいがちだと思うのですが…

喋るのが苦手な人が、“うまく喋ること”を目的にして果たしてうまくいくのでしょうか?

・・・

僕の今までの経験から、うまく喋ろうと考えると、

緊張して余計にたどたどしくなったり、縮こまって声がこもったり…

聞いている人に伝わるような喋り方ができませんでした。

いっちー

俺って喋るの下手だなぁ…



今までは漠然とそう考えていましたが、

この時の経験から、喋るのが下手なのではなく、

目的を勘違いしていたんじゃないだろうかと思うようになったのです。

本来、スピーチなどを含む伝達という行為は、相手に言いたいことが伝われば良いわけであって、決してうまく喋ることが目的ではないですからね。

で、“届ける”ということを目的にすると…

表情、抑揚、間、言い回し、ジェスチャー、いわゆるボディランゲージ的な要素を使うことに思考が切り替わります。

うまく喋ることよりも、相手に“届ける”ことが目的ですから。

そんな風に思考が切り替わると、身のこなしも言葉のチョイスも変わってきて、「わかりやすい」と言われるような話し方ができるようになります。

そして何よりも嬉しいのが…

吃音への意識がどんどん薄れていくこと。

“届ける”という思考に集中すればするほど、どもりへの意識がなくなっていくのです。

あなた

何か調子よく喋れるなぁ。



みたいな時って誰でもあると思います。

そんな時は気持ちよく相手に伝えることができている時なのですが、その状態を意図的に作れるようになるのです。

一度調子に乗ってくるとあとは最後までスラスラ喋り続けることができて、「気持ちよかった」という感情を味わうことができる。

・・・

うまく喋ると、届ける。

目的が変わるだけで、結果はこうも違ってくるのです。

うまく喋る必要はない、何を言いたいのかが相手に届けばそれでOK!


いっちー

そんな意識を持つことも重要ですね!


学校、会社、電話、商談全てに活用できる


そしてこれは、人前でのスピーチに限った話ではありません。

日常生活のあるゆるシーンで活用できます。

例えば、学校の朗読。

“どもらずに喋る”ことを目的にしてしまうと、いつも通り緊張してどもってしまうことが多いですが…

クラスメイトや先生に“届ける”ことを目的にしてみてください。

届けようと思うと、朗読に感情を込めないといけないし、間も活用して聞き取りやすい喋りを意識する必要がある。

一見大変そうに思えますが、実はこっちの方がどもらないのです。(経験済み)

目的が変わると、意識も行動も結果も変わります。


あるいは商談なども同じ。

自分がうまく喋ることよりも、相手にメリットや価値を“届ける”方がはるかに大切。

そう考えると、相手の気持ちを深く考えたり、表情を確認したり、質問をしたりといったアクションが生まれるし、自分が話す際にも感情を込めた伝わる話し方ができる。

・・・

目的を正しくセットするだけで、吃音者であろうとも“伝わる”話し方ができるのですよ。

いっちー

うまく喋るではなく、“届ける”と考えてみてください!


“届けるスキル”を磨く3つのトレーニング

“届ける”というのも一つのスキルなので、

今まで意識していなかった人が、考えるだけですぐにできるようになるものでもありません。

もちろんある程度のトレーニングは必要です。

…といってもそんなに時間がかかるわけでもなく、

意識してトレーニングすると一ヶ月もあればかなり上達します。

具体的には次の3つをやってみてください。


届けるスキルを磨く3つのトレーニング
  1. 朗読トレーニング
  2. 職場でシミュレーション
  3. 電車の中でイメトレ


①:朗読トレーニング


まず誤解のないように言っておきますが、

ここでの朗読トレーニングは、“届ける”スキルを磨くことが目的です。

吃音を治すことを目的とした朗読トレーニングとは性質が違いますので、ご注意を。

(※吃音を治す目的での朗読トレーニングは絶対NGです!



“どんな風に喋ったら周りに伝わるか”

この意識を持ちながら、感情を込め、抑揚や間を取りながら練習してください。

吃音ではなく、“届ける”に意識を切り替える上で非常に効果的なトレーニングです。

また、届けるを意識した朗読トレーニングを行うと、多くの人が陥ってしまう“棒読み感”も解消され、圧倒的に伝わる話し方ができるようになりますよ。

吃音にも、コミュニケーションにおいても嬉しい効果を発揮してくれます。

いっちー

おすすめなので実践してみてくださいね!


②:職場でシミュレーション


仕事とは別で何かのスキルを身につける時間を取るのはなかなか難しいと思います。

ですので、仕事の時間の中で“届ける”ことを実践してみてください。

同僚と仕事の話をするとき
業務連絡や引き継ぎごと
上司に報告をするとき
お客さんとの会話
会議



意識すればたくさんの練習の場があることに気がつくはずです。

毎日少しづつでもいいので、届ける伝えるという目的を意識して過ごせば、

1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と時間が経つ頃には、あらゆる場面でのレベルが上がっていることを実感できます。

そして気がつけば吃音にも左右されにくくなっている。


いっちー

毎日の意識がやはり大切なのです!


③:電車の中でイメトレ



これが一番オススメかもしれません。

通勤通学で電車を使っている人は毎日スピーチの練習が一人でできてしまう最強の方法です。

やり方も至って簡単。

次の3ステップで行うことができます。

①:電車に乗ったら横並びの座席の前に立ちます。

②:座席に座っている人をスピーチの聴衆に見立てます。

③:聴衆に向かって今あなたが興味のある事をイメージの中で話してください。


たったこれだけです。

聴衆に見立てた乗客に向かって、スピーチのイメージをするだけ。

例えばこんな風に。

皆さん、身だしなみはどのくらい気をつけているでしょうか?

人は見た目が9割と言われるくらい、身だしなみ、清潔感とういうのは相手に与える印象は大きいのです。

スーツの後ろにシワが入っていませんか?

パンツの裾が長くてもたついていませんか?

一生懸命仕事をしていても、身だしなみの手抜きで評価が下がっていてはあまりに勿体無いですよ。

“今まであまり意識してこなかったよ”

そんな人は明日からこの3つを意識してみてください。

まず1つめは…


…自分が興味があること、得意なことをイメージの中でスピーチしてみてください。

このトレーニングの良いところは、誰にも知られず一人で、スピーチの練習をリアルな感覚で行えることです。

伝えるスキルが身についていない状態では、イメージの中でのスピーチとはいえ全然うまく喋ることができません。

しかし、何度か練習しているとうまく伝えることができるようになるし、余裕が出てきたら一人一人に目線を配りながら喋ったりすることもできるようになります。

そうなるまで練習してみてください。

練習すればするほど、“届ける”スキルが上がり、

話がうまい、わかりやすいと言われることが多くなりますよ。

いっちー

電車に乗ることは多くの人の日常だと思うので、時間を新たに確保しなくても実践できるのが嬉しいですね


吃音があってもスピーチをやり遂げる方法まとめ

今回の話は以上です。

同じ喋るという行為でも、目的をどう定義するかによって結果も得られる感情も、吃音の症状さえも変わってくる、という話でした。

発表が苦手、喋る仕事をしているけど、吃音のこともあって色々苦労している…

そんな人には是非今回の話を参考にしてほしいです。

うまく喋る→“届ける”に目的と意識をガラッと変えてみてください。

行動も結果も変わってきますよ。

次の記事では、今回とは少し違う視点の“伝え方”の話をしていますので、併せてお読みください。


吃音で言葉が詰まる…喋るのが苦手ならまずはこの3つをやってみよう!



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