僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

テレワーク明けで吃音がひどくなっている…どもりを改善する3つの視点

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

緊急事態宣言が解除され、出勤体制も徐々に通常モードに戻っている人も多いと思います。

そんな中。

「出勤日が増え、どもりがひどくなっているように感じる」という声を聞くことがあります。

仕事をするにも電話をするにも周りの目が気になる職場に戻るのがつらい…のような。

今回は、そんな仕事でのどもりを改善できるような3つの方法をお話しします。

1つでも取り入れて、仕事時間が楽なものになってくれれば幸いです。

それではいきましょう。

どもりがひどくなったというお悩み

吃音について。こんにちは。私は幼い頃から吃音症です。

現在24歳、入社2年目の男です。

最近はストレスの影響もあるのか難発型の症状が酷く、以前ならスムーズに言えていた社名を言うことが出来なくなりました。

「お世話になっております。私、(社名)の〇〇(名前)です」の際に、社名が出ないのです。

逆に、「お世話になって~」の箇所は言えるのですが、社名のみ言えません。

宣言解除によるテレワーク明けで出勤機会も増え、同僚や上司がそばにいる環境での電話が苦痛です。

固定電話を取る際には「(社名)です」とすんなりと言葉が出るのですが、自分から電話する時がてんでダメなのです。

以前からこのようなことはありました。

しかしそのたび、冒頭に「あ、」をつける、電話が繋がったら「(社名)です、お世話になっております」とすぐ社名を話すなど、小手先のテクニックで何とかやってきました。

しかし今、かつて発見したテクニックがどれも通用しない、本当に社名が出てこない危機的状況にあるのです。

また、上司と話をする際にも難発型で苦労しています。第一声が出ないのです。

「…ぁっあっ」といった状況になってしまうのです。

前置きが長くなり、申し訳ございません。皆様への質問は以下のとおりです。

1.吃音を持っている方は、どのように私のような問題に対処していますか?上司に話す、会話の前に〇〇する、などの具体的な方法を教えてください。

2.電話以外にも、仕事をする上で意識していることなどが有れば教えてください。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

どもりとの正しい向き合い方

この質問に答えるとすると、

“本質よりのテクニック”を使うのが一番おすすめです。

僕はこれで相当どもりを抑えることができました。

本質よりのテクニックという言葉を出しましたが…実はテクニックにも2種類存在します。

テクニックの2タイプ
  1. 小手先のテクニック
  2. 本質よりのテクニック



小手先のテクニックとはつまり、その場しのぎのこと。

質問者さんが仰っている最初に「あ、」をつける、相手が受話器をとったらすぐ喋り出すなどはこの小手先のテクニックに分類されます。

後は、心の中でリズムをとってから声を出す、息を小刻みに吸ってから喋り出すなどもこれに当てはまりますね。

それで、この小手先のテクニックはあまりおすすめしないのですが…

理由は前述したように“その場しのぎ”にしかならないから。

どうしてもヤバい、という場合に使うのは仕方ないですが…

その場しのぎのテクニックは、そのほとんどが数回使うと効果がなくなってしまう、回数制限付きの代物です。

理由は“脳の慣れ”にあるのですが…

はじめは鮮度があり、脳が刺激を受けるので、「言葉が出やすくなった」という効果を感じることができますが、それは本当に最初だけ。

質問者さんのように、

「かつてのテクニックのどれもが使えなくなった」ということが現に起きてしまうのです。

故に小手先のテクニックを求めると…

使えなくなる→新たにテクニックを仕入れる→使えなくなる→また仕入れる→使えなくなる…

ひたすらテクニック探しのループにはまってしまい、吃音の症状は一向に改善しない…

これが小手先のテクニクの最大の問題点なのです。


一方。

本質よりのテクニックというのは、テクニックでありながらも

長期間効果を感じることができて
応用できる範囲も広い



というのが特徴です。

詳しくは後述しますが、“緊張した身体を緩めるための運動”などはテクニックではありますが、いろんな場面で応用できる、本質よりのテクニックと言えると思います。

「こうやったら電話で喋りやすくなる」

多くの人はこういった小手先のテクニックに反応するのですが、これらは他の場面では応用できないことが多く、結局はその場しのぎになってしまう。

実は、もう一段掘り下げた“本質よりのテクニック”に改善の糸口があるのです。

どもりを改善する3つの本質よりのテクニック

では、おすすめの“本質よりのテクニック”を3つ、ご紹介します。

おすすめのテクニック
  1. 心の中の声を変える
  2. ボディランゲージに集中する
  3. 疲れる前に回復させる


①:心の中の声を変える


あなたはどうりそうな時、あるいはどもってしまった後、心の中(頭の中)でどんな言葉を使っていますか?

どもりそうな時→ヤバいどもってしまうかも
どもった後→恥ずかしい、どんな風に思われているのかな?



…こんな感じではないでしょうか?

ストレートに伝えると、これはどもりの症状に苦しめられてしまう典型的な思考パターンです。

吃音というのはあなたの中の意識が生み出す現象なので、「ヤバイ、恥ずかしい、周りの目が怖い」など意識がネガティブに寄ると益々言葉が出てきにくくなってしまいます。

このネガティブに流れる思考パターンをストップさせてほしいのですが…

そのために最も有効なのが、

の中の声を変えてしまうこと”

どもりそう→言葉が出てこない、ヤバイ…

ではなく、

「俺が喋るまで待ってくれ」と心の中でつぶやいてみる。

また…

どもった後→全然問題ない、大丈夫

こんな言葉に変えてみる。

電話を取るときも上司と話をするときも、です。

いっちー

こんな言葉に変えるだけで、意識がネガティブに流れるのを止めることができるのです。



次の記事でより詳しい解説をしています。


吃音だとバレたくない人にやってほしい3つの対策と1つの意識


どもりを指摘された時の対処法

いくら心の声を変えても、周りにどもりを指摘されたりするとどうしても気にしてしまう人もいると思います。


そんな人は…


「知るか、ボケ」これを心の中でつぶやいてみてください。


強い言葉なので使うことに抵抗があるかもしれませんが、心の中で思うだけでいいです。


この言葉を使う目的は、指摘やからかいに動揺させられないためです。


動揺してしまうと、さらにどもりやすい状況を作ってしまうので、その回避策として活用してください。


②:ボディランゲージに集中する


僕はコミュニケーションをとるとき(特に対お客さん時)は、自分の振る舞いをかなり意識しています。

✔︎アイコンタクト
✔︎姿勢
✔︎動き方
✔︎身振り手振り
✔︎声のトーン
✔︎喋るスピード
✔︎言い回し



これらに意識を集中させています。

さらに相手によって対応を変えることも意識していて、

ご年配の方と接するときはいつもより声のボリュームを上げて、ゆっくりと。

仕事の合間にご来店された方には、ややスピーディーな動きを。

僕は気を抜くとすぐに早口になってしまうので、喋るスピードはかなり意識しています。

…そう考えると、あまりトークの内容は考えていません。

「これを伝えたい」というテーマは持っていますが、「こんなセリフで、こんな言葉で」ということはその時の状況に任せている。

結局ボディランゲージを意識した方が想いが伝わることを実感していますし、何より嬉しいのが、吃音(どもり)に意識がいかなくなること。

これは実際にやってみないと実感できないのでやってみてほしいのですが…

ボディランゲージに集中すると、相手の反応がわかりやすく変わるんですよね。

だから、「あ、伝わってる」というのがわかって喋るのが楽しくなってくる。

この状態になると、“乗ってくる”のでどんどん気持ちよくなって、どもりのことを忘れている…こんな状態理想だと思うのですが、これを意図的に作れるようになるのです。

次の記事では、ボディランゲージに集中してスピーチを成功させて話をしていますが、明らかに喋りやすくなりますよ。

吃音があってもスピーチをやり遂げる1つの視点。朗読、プレゼン、商談、電話全てに応用できる考え方


③:疲れる前に回復させる


人間のエネルギーは有限なので、朝起きたときから少しづつエネルギーゲージは減っていっています。

仕事をしていると、午前中はサクサク動くことができても、夕方になるとエネルギー切れを感じて、作業効率が明らかに落ちてくる…

ここに悩みを感じている人も多いのではないかと思います。

そしてエネルギーが減ってくることの問題点は、作業効率が落ちるだけでなく、建設的な思考ができなくなることにあります。

いっちー

どもりそう→嫌、怖い、逃げたい…



こんな思考の流れにはまり、めちゃくちゃくソワソワした…そんな経験があなたにもあるのではないでしょうか?

午前中よりも、午後の方がどもりの症状がひどく感じる人が多いのですが、それはエネルギーが切れて思考がネガティブな方向に流されているからなのです。

僕は吃音を克服した今でも、疲れがかなり溜まって頭が重たくなると、ソワソワしてしまう時が稀にあります。

この状況を回避するためには…

疲れる前にちょこちょこ回復させることが最も有効。

喉が渇いたと感じるときはすでに水分不足になっている、というのと同じで、疲れたと感じるときにはエネルギーは相当減っています。

できれば、疲れたと感じる前に回復させてほしいのです。

体力ゲージが100あるとしたら、80まで減ったら回復させるイメージがわかりやすいと思いますが、あまり減っていない状態で回復させた方が回復するまでの時間が少なくてすみます。

そのためにおすすめなのが次の2つ。

  1. 昼寝
  2. 時間を区切って定期的に休憩する



僕は5〜10分ほどの昼寝をしないと午後のタスクが全然身が入らないのですが、あなたはどうでしょうか?

お昼も食べてお腹もいっぱいになって眠たくなる午後の時間…思考も止まりがちだし余計なことを考えてしまうことも増える。

どもりに悩む人は、吃音の心配も増えてくるのではないでしょうか…?

そんな人は是非昼寝をしてみてください。

5分間目をつむっておくだけでもいいです。

少しでも昼寝をしておくと、朝一のようにスッキリとした気分で午後の仕事ややることに向かうことができます。

吃音だけでなく、仕事の生産性、成果も上がるので非常におすすめです!




もう一つ。

これは1日を通して言えることですが、定期的に休憩を挟むようにしてみてください。

人間の集中力は1時間ほどで切れてくるというデータもあるように、何時間も集中して作業することは不可能です。

どこかで中だるみが起こっているはずです。

午前中ではこれをやる、午後ではこれをやるみたいにザックリ一日の流れを決めている人は多いですが、それではやはりどこかで集中力が切れて、惰性で使っている時間が増えてくる。

これを回避するためには、

もっと時間を細かく“区切る”のがおすすめです。

✔︎午前の10時〜11時はこれ。
✔︎午後の15時〜16時はこれ、みたいに。



そしてその1時間の作業が終わったら5〜10分休憩タイムにする。

トイレにいってもいいし、ちょっと散歩してもいいし、1分間目をつむってプチ睡眠をしてもいい。

そしてまた作業に戻る…

こうすると意外と集中力が長続きして、建設的でポジティブな思考と行動を取れるようになります。

集中状態の時は吃音にも意識がいきにくいのでこれもおすすめの方法です。

どもりに悩む人にやってほしい3つのこと

今回の話は以上です。

  1. 心の中の声を変える
  2. ボディランゲージに集中する
  3. 疲れる前に回復させる



同僚、上司、身近な人の目が気になると思いますが、今回の3つを意識して実践すればあなたのどもりの状態は確実に楽になります。

その状態を作りながら、仕事に人間関係にエントリーしていきましょう!

また次の記事も、どもりで仕事に悩む人におすすめの方法を語っているので、参考にしてみてください。


吃音だとバレたくない人にやってほしい3つの対策と1つの意識



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