僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

「一度は改善していた」吃音が再発する真の理由。どもりの恐怖から解放されるためには?

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

一度は改善したと思っていた吃音に再び苦しめられるようになってしまった…。

意外とこんな人は多いのではないかと思います。

今回取り上げる質問もそうですし、僕自身にもそんな体験があります。

今回はその理由と、

吃音に2度と苦しめられなくなるために必要な要素

これをお話していきます。

吃音の苦しみが繰り返される

吃音症に悩んでいます。高3女子です。

高校2年のときにクラスの男子とトラブルがあって、それから症状がひどくなってしまいました。

正直、一人で抱え込むのは限界なのですが、どうしてよいか分からず、困ってます。

私には4歳頃から吃音症の症状があるのですが、小学校高学年のときにブラスバンドの部長を経験し、そのときに全校放送などをする機会が増えたので次第に慣れる形で克服できました。

しかし、中学校に入学して、新たな環境になじめず、自己紹介や授業中の発言の際に、再びどもるようになってしまいました。

中学校入学のときにこうなってしまったので、高校では気をつけよう、と思い、自分なりに息継ぎなどに気を配り、一時よりはだいぶマシになりました。

しかし、上にも書きましたとおり、高2のときに授業中必要以上に騒ぐ男子がいて、もう少し静かにして欲しい、と言ったところ、

死ね、などの暴言をネットやクラスの人の前で言われるようになりました。

その事件?のあとから、授業中当てられたときは毎回と言っていいほどどもってしまい、答えが分かっていても、「分かりません。」と言って解答しないことが多くなりました。

ですが、答えがほとんど出ているような簡単な問題のときなどは「分かりません。」で流すわけにはいかず、先生にも邪険な顔をされました。

授業中での発言に対する不安と、自分は将来、ずっと吃音に苦しまなければならないのかという不安、正直どうしたらいいのか分かりません。

担任の先生や相談室の先生に相談、またはお伝えすべきでしょうか。

さまざまな意見を待ってます。

ご回答よろしくおねがいします。

吃音が再発することはあるのか?

僕も似たような経験をしたことがあります。

人間関係のトラブルというわけではありませんが、

一度克服できたように思えた吃音がより酷くなってぶり返したことがあったのです。

その時の事を簡単に説明すると。

僕は10歳の時吃音の症状を自覚し、学校生活、部活動、塾など様々なシーンで吃音に苦しんできました。

しかし、大学4回生のころに「もしかしたら克服したんじゃないか?」と思えたことがあったのです。

キッカケは所属していた部活動(ラクロスというスポーツ)で主将を務めたこと。

正直僕は、主将やグループの代表に向いているタイプではなかったと思います。

なので主将を依頼された時は正直断りたかったのですが、大好きな先輩に「やってほしい」と言ってもらえたこともあり、引き受けることに。

(今思えば、この時やるという選択をして本当に良かったと思っています。)

それで、主将になると毎日のように人前(チームメイトの前)で喋る機会があるわけです。

練習の際の進行や、各メニュー毎の振り返り、練習後の締めの振り返り、ミーティング時の進行や意見をまとめたり…

実に様々な喋る機会がありました。

もちろんチームの代表者なので、下手なことは言えないし、自分の思いや、チームの方針、目指す形など、チームメイトに理解してもらえるようにコミュニケーションを取っていかないといけない。

そういったことは今まで意欲的にやったことがなく(指示待ちの人間だったので)初めは全然うまくいきませんでした。

しかし、人間は続けていると慣れる生き物ですね。

1カ月も繰り返していると、徐々に喋りもうまくできるようになってきました。

この頃くらいから、人前に立ってもどもりの心配をあまりしなくなったのです。

そこからは人前のシーンに慣れることに比例して、どもることも少なくなり、吃音の恐怖もどんどん薄れていた。

いっちー

ついに吃音を克服したぞ!



僕はとても喜んでいました。

恐怖の上書きで再発する


そこから時が流れ、社会人として販売業に従事することになりました。

仕事内容は、来店されたお客様への接客、商品陳列、在庫管理、書類業務、電話対応など。

初めの方は仕事を覚えるのに必死で、怒られる事もありましたが、自分の好きな洋服のことだったので充実感を感じながら頑張れていました。

しかし…

3ヶ月、4ヶ月と月日が経つにつれ、徐々に以前のような「どもりの不安」に苛まれるようになっていたのです。

原因は明らかでした。

“電話対応”

これに苦しめられていたのです。

大学時のアルバイトでは、電話対応は実は平気でした。

というより「はい〇〇です」みたいに適当にやっていたので、怖いとかそんな気持ちはありませんでした。

しかし、社会人としての電話対応はあまりにも勝手が違う。

定型あいさつ
言葉使い
言い回し…



明確なルールがあり、それ通りにやらないと指摘される、そんなプレッシャーを嫌でも感じてしまいます。

「お電話ありがとうございます」

これが苦手な吃音者ってめちゃくちゃ多いと思うですけど、

それを毎日何度も吐きそうになりながら言わないといけない。

僕にとってはまさに地獄の日々でした。

そんな毎日をしばらく送っていると、考えていることは「電話が鳴りませんように」ということばかり。

当然仕事には集中できず、いつまでたっても販売スキルも上がらず売上は店舗で断トツビリ。

✔︎電話もできない
✔︎コミュニケーションも取れない
✔︎販売もダメダメ


ダメだなコイツは。



当時の店長には愛想を尽かされていました。

大学4回生の頃の「喋りが上達して、自信を持っていた」僕の見る影も無い程に、暗く沈んでしまっていました。

再び以前のような、どもりに苦しむ日々に引き戻されていたのです。

…僕はこの事を、「恐怖の上書き」と呼んでいます。

一度は乗り越えたように思えたことでも、新たな恐怖によって再び苦しめられてしまうことがあるのです。

この質問者の場合。

小学生の頃、ブラスバンドの部長として人前に出ることが多く、克服できたと思っていました。

しかし、高校の時の人間関係のトラブルで、今では答えのわかっている問題であっても言葉が言えず、自己嫌悪に陥いるほど苦しんでいる。

そして自分の将来に大きな息苦しさを感じでいる。

これも僕の例と同じく、

さらに大きな恐怖が現れ、上書きされたことによって苦しみがぶり返した例と言えます。

本当の意味で吃音を克服できてはいなかった


なぜそのようなことが起きてしまうのか?

恐怖が上書きされ、吃音の苦しみに引き戻されるのはなぜか?

…僕は、本当の意味では吃音を克服できてはいなかったのではないか、と考えています。

吃音というのはとても奥の深い問題で…

どもらなくなれば良いというものではないんですよね。

どもるどもらないの表面上の症状は本当はどっちでも良くて。

考えなければならないのは、

どもるかもしれないことに、恐怖や不安をどの程度持っているのか

ということです。

吃音を克服する究極の方法は、吃音のことを忘れることだ



吃音改善の世界ではこのように言われていますが…

吃音のことを忘れてしまう程に、どもりへの不安や恐怖のことを考えていない状態

これが「本当の意味で吃音を克服した状態」と言えるのです。

この視点で考えてみると、

大学生の頃の僕は、本当に吃音の事を忘れることができていたのか?

不安や恐怖を一切考えていなかったと言えるのか?

この質問者さんや、「一度は改善したのに」と思っている人は、その当時、吃音の不安や恐怖のことを本当に忘れることができていたのか?

これを一度考えてみてください。

吃音の恐怖を2度と再発させないためには?


もし、上の質問に対して、「完全に忘れることができていた」という答えの人がいたとして。

でも、時間が経つとまた苦しむようになってしまったのだとしたら…

恐らくここからするある視点を見落としていたのだと思います。

その視点とは…

常に熱中、没頭できる対象を持っておく

ということ。


あなた

吃音とは何も関係なくないですか??



こんな声が聞こえてきそうですね。

そう思った人は、あなたが「一度は吃音を克服できていた」当時を思い出してみてください。

その時のあなたには、熱中没頭できるものがあったのではないでしょうか?

…僕には確かにありました。

ラクロスが死ぬほど好きというわけではありませんでしたが、主将としての活動には没頭していました。

その時は吃音のことよりも、「どうやったらもっと主将として成長できるか」こっちの思考の方が勝っていた。

この質問者さんも恐らくそうでしょう。

ブラスバンドの活動をしている時は、意識がそこに集まっていたはずです。

しかし、その活動が終わった後の自分自身はどうだったのか?

僕の例で続けると、僕には特に「目標」などはありませんでした。

未来に意識を向けることもなく、毎日同じように出社して、同じように業務をこなし、同じように接客をして、同じように家に帰ってご飯を食べて寝る…

今思えば毎日を惰性で生きており、熱中没頭できるものは持っていませんでした。

ここに「吃音の苦しみ」が入り込む余地を生んでしまっていたのです。

前章で、「忘れることが究極の克服方法」という話をしましたが、何かに没頭できていた時は確かに忘れることができていたのです。

しかし、それが無くなったとき…

吃音の事を考える暇が生まれ、そこから苦しみに引き戻されてしまう。

大人になればなるほど、責任や抱えるものは増え、ストレスにさらされる機会が多くなるわけですから、無防備だと吃音の恐怖も大きくなってしまうのです。

目標を持つことが吃音を克服する方法だが…


つまりここから言えるのは…

常に熱中没頭できる目標を持って、それに取り組み続けることこそが、「吃音を忘れる」方法であり、吃音を克服する方法だ

ということです。

だから当時の僕は部活を辞めた後も、自分の人生での目標を明確に持ってそこに向かう事をしていれば、再び吃音の苦しみに引き戻されることなどなかったのです。

さらに…

「一度は改善できていたのに」と思っている人は、再び熱中没頭できる対象を見つけ、その活動に忙しくなれば、「吃音を忘れる」状態を作ることができる

ということなのです。

吃音は、「どもりへの恐怖をどれだけ持っているか」で苦しみが決まるわけですから、恐怖さえ感じないようになれば万事解決なのです。

…と、このように吃音克服のプロセスは意外にも簡単に説明できるのですが、ただ1つ問題があります。

それは、

一度取り憑かれた恐怖はなかなか拭うことがでかない

ということ。

あなた

恐怖を考えないことが大事だ。



そんな風に頭ではわかっていても、どうしても考えてしまうのが、「恐怖」なのです。

特に人間関係のトラブルや、長年苦しめられたことに関しては、短期間でその恐怖を払拭することはやはり難しいです。

目標を持ってそこに時間を使おうと決意しても、どうしても「どもりの不安」に苛まれてしまうでしょう。

そんな人は一体どうすればいいのか?

一度吃音の恐怖に正面から向き合い、それを一つずつクリアしていくステップを踏む必要があります。

「吃音の恐怖」と一口に言っても人によって様々で…

✔︎電話でどうしても声が出てこないという恐怖
✔︎挨拶ができないことの恐怖
✔︎吃音によって起こったミスコミュニケーション
✔︎自分だけが取り残されている感覚
✔︎場に馴染めない恐怖
✔︎将来への息苦しさ



単に、「言葉が出ない」恐怖だけではなく、その先に起こる人間関係の悪化や、自分の居場所がなくなること、存在価値が見出せなくなること…

そういったことに恐怖を感じている場合がほとんどです。

…こういった「恐怖」をクリアにして、一つずつ潰していくステップを踏まなければ実は吃音克服は達成できない場合が多いのです。

ここに関しては、何となく実感がある人も多いのではないかと思います。

「吃音の恐怖を一つずつ外していく方法」に関しては次の記事で詳しく解説しているのですが…

これは別に難しいことではありません。

正しい知識を得て、それを基にほんの小さな行動を積み重ねる

たったこれだけのこと。

期間にすれば2ヶ月〜半年あれば、吃音が原因で起こったあらゆる恐怖をクリアにでき、潰すことができている。

その結果、金輪際吃音に苦しめられることのない状態を作ることができるのです。

たったの2ヶ月〜半年、正しい知識を得て、ほんの小さな行動を積み重ねるだけで、吃音の苦しみから解放されるのであれば、やらない選択肢はないと思うのですが、どうでしょうか?

今回の話でピンと来る人は、次の記事を必ずお読みください。


電話も取れなかった僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法を徹底解説!!



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