僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

吃音者が仕事を決める時の3つの基準。“やりたい”と“やれる”どっちを取るべきか?

こんにちは!
吃音悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

吃音がある人でもできる仕事は何ですか?

やりたいことはあるんだけど、吃音があるからやれないんだよね…

今回は、よく聞く“どんな仕事を選ぶべきか”に回答する話をしていきます。

“吃音者だろうがやりたい仕事を楽しみながらやることはできる”

僕は本気でそう思っているし、多くの人に気付いてほしいと思っています。

今回の記事では仕事を選ぶ際に使える3つの基準の話もしていますので、最後まで読んで実践してみてください。

進路に対するお悩み

このような悩みをよく聞きます。

吃音持ちの短大の就職について。私は吃音持ちの短大2年生の女です。

吃音だと気づいたのは、小2のときです。

今でも出席取るときの返事や、授業中も音読を当てられたりするのが苦痛です。

まだ、就職先は決まっていません。

将来は、福祉系(障害者の援助など)か、パソコン系(事務系以外)の仕事に就きたいと思っています。

しかし、両者とも『人とのコミュニケーション』がとても大切な仕事だと思います。

言いたいことが言えないとやはり、どんな仕事についても不満になると思うのです。

過去の吃音についての質問を閲覧していると、やっぱり人と接することは向いてないのかな・・・と思います。

中には心優しい回答者もたくさんおられましたが、それはごく少数の人にしかすぎず、ほとんどの人は吃音者に対してのイメージが良くないのも事実です。

『吃音』を原因で仕事をやめざるを得ない・・・などの意見があり、これからが不安です。

今まで病院などには一切行っていません。というより、最近まで『吃音』という病気(?)があるのは私自身も知らなかったからです。

社会は甘くないのは分かっているつもりで分かっていないと思っています。

今までは学生だったので良かったのですが、就職なので会社にも迷惑かけるわけにもいかない・・・と思って立ち止まってしまい、なかなかエントリーすることができません。

こんな私は社会でやっていけるのでしょうか?

これに対しての回答


この手の質問は実はかなり多いです。

“やりたいこと”はあるんだけど、吃音が故にできないと思ってしまう…

質問者さんも、福祉系かパソコン系の仕事に就きたいと仰っていますもんね。

…僕は、ハッキリ言ってしまえば、就きたいと思う職業にエントリーすればいいんじゃないかと思っています。

実際僕は、大学3回生の時に洋服にどハマりし、「仕事にするならコレだ!」と思っていました。

就活はアパレル一本に絞り、現在はアパレル企業で働いています。

別にこの道を選んだことに後悔はないし、吃音の俺だとできないかも?なんて思いませんでした。

質問者さんも、吃音者の多くも“やりたいこと”ってあるはず…

まずはそれからエントリーしてみてはどうでしょうか?

3つの基準で考えてみよう

そうは言っても…

自身の吃音のことを考えると、“やりたいんだけど、できないかも”と思ってしまうのはもちろん理解できます。

僕も実際は、電話ばかりする仕事はちょっとキツイなーとは思っていましたから…

やりたい、好きという理由だけで選んで、入社してみたら、めちゃくちゃきつかったという状況は避けたいですよね。

であれば、何かしら下調べをする必要があるのですが…

その時に役立ってくれる3つの基準をここでご紹介します。

“エドガーシャインの3つの輪”をご存知でしょうか?



これですね。

やりたいこと、やれること、やるべきことを順に考えていった時、最終的に3つの円が重なる領域がわかるのですが(グレーの部分)、そこがあなたに向いている仕事ですよ、というのを教えてくれる図です。

それぞれ見てみましょう。

基準①:やりたいこと

まずは、自分の気持ちに正直に“やりたいこと”を考えてみてください。

やりたいことは好きなことと置き換えてみてもいいかもしれません。

基準②で、できることを考えるので、ここでは「いや、できないかも…」という制限をかけずに自由に考えてみてくださいね。

あなたのやりたいことは何でしょうか?

あなたの好きなことは何でしょうか?

昔からこれをやりたいと思っていたことはありませんか?

基準②:やれること

次に、あなたがやれることは何でしょうか?

ここは好きというよりも、“できること(得意なこと)”を挙げていきます。

今までの経験の中で、身についたスキル、上達したこと、悩んでいたけど行動に移してできるようになったこと、何かしらあるはずです。

考えてみてください…

それと、吃音者が、「吃音者でもできる仕事は何ですか?」と質問していることが多いのですが…

ここで聞いている“できる”というのは、あまり喋らなくてもいいといったニュアンスだと思いますが、そういったこともここに含まれます。

しかし…“吃音者でもできる”という基準だけで選ぶと、人生の充実度はガクンと下がってしまうのでご注意ください。

基準③:やるべきこと

最終ステップ。

ザックリいうと、このステップでは…

“誰かを喜ばせることができるだろうか?”

という視点で考えます。

・・・

…と言われても、難しいと思うので、まずは①のやりたいこと、②のやれることから先に考えてみてください。

この2つがわかれば、自然とやるべきことが見えてくるはずです。

3つの基準を使った僕の例


僕の例を元に、3つの基準をわかりやすく解説します。

まず、「やりたいことって何だろう?」と考えた時にパッと思いついたのが、洋服に関わることでした。

販売や製作や雑誌編集などたくさんありますが、とりあえず洋服関連の職業でいこうということが決まりました。

次に、やれること(得意なこと)を考えました。

僕は、吃音に苦しんではいましたが、一対一で喋ること、あるいは自分の好きなことを人前でプレゼンすることは好きとは断言できませんでしたが、割と得意でした。

これは、大学時の部活動で主将を務めていたのが大きく影響しています。

誰かに伝える能力はかなり上がりましたからね。

(あなたも過去の経験を思い返してみると、やれること、得意なことが見つけやすいですよ。)

・・・

この2つを組み合わせてみると…

“好きな洋服”を“誰かに伝える”仕事が向いているんじゃないか?という考えに達しました。

(洋服がやりたいこと、誰かに伝えることがやれることです。)

これが、“やりたいこと”と”やれること”の円が重なった部分ですね。



ここですね。

この2つが重なるだけでも仕事(人生)の充実度はかなり上がります。

最後にやるべきことを考える

ここまでで、“好きな洋服を誰かに伝える”仕事が向いていそうだとわかりました。

最後に、次の質問を自分に投げかけます。


この仕事で誰かを喜ばせることができるだろうか?


・・・

僕がこの問いに出した答えは…

わかりにくい洋服のコーディネートを丁寧に教えることで、おしゃれに悩む人をおしゃれにして喜ばせることができる

という答えでした。

これが、やりたいこと、やれること、やるべきことの3つの円が重なった、“当時の僕”にとって最適な仕事だったのです。

基準は自分の成長と共に変わっていく


当時の自分にとってという表現をしましたが

やりたいこと、やれること、やるべきことは一度決めたら永遠に変わらないものではありません。

その時、その状況、自分自身の変化、成長によって変わっていくものなのです。

今は暫定的に3つの基準を捉え、変わってきた時に新たな道を模索するのが最適な形だと思います。


バランスで考えてみよう

自分の進路について悩んでいる人も、3つの基準(やりたいこと、やれること、やるべきこと)で考えると、進むべき道が見えてくるはずです。

タイトルにもあるように、“やりたい”と“やれる”のどちらを選択すべきかで悩む人は多いですが、結局はバランスが重要なのです。

“やりたい”だけで何も考えずに選んでしまうと、後々後悔してしまうかもしれない…

けれど、“やれる”だけで選んでしまうと、この先長い長い年月をかけて取り組む時間が、充実感の少ない、空虚な人生になってしまうかもしれない…

どちらも嫌ですよね?

これを読んでくれているあなたには後悔の少ない人生を生きてほしいです。

安易に考えず、3つの基準に当てはめて、今の自分にとってのベストを見つける努力をしてください。

・・・

「ほとんどの人は吃音に対してのイメージが良くなく、仕事を辞めざるを得ない」

質問者さんはそう仰っていますが、僕はそうだとは思っていません。

僕の周りには僕のことを理解してくれている人は多いし、僕自身楽しく働くことができていますから。

吃音者の中でも、質問者さんがいう、良いイメージをもたれず苦しむ人と、僕のように仕事を楽しめる人で別れるのは、今回お話しした、

3つの円が重なった働き方ができているかどうか

この差だと思うんですよ。

よく聞く声

吃音があるからできない…



このブロックに阻まれず、最適な働き方ができる人が増えることを祈っています。

やりたいことが見つからない、何をしていいかがわからない、そんな人は次の記事を読んでみてください。

ヒントを得られるはずですよ。

【吃音は気しないようにしろ!】にウンザリしているあなたへ。解決のキッカケをくれる3つの質問



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