僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

【大人の吃音への接し方】吃音を持っている人にはこう接してほしい!

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

仲の良い友達が吃音なのですが、大人の吃音の方にはどのように接していけばいいですか?

吃音をもっている部下とうまくコミュニケーションが取れません…どう接していけばいいでしょうか?

ネットを見ているとこんな声をよく聞きます。

今回は13年間吃音に悩んできた僕が、

されて嬉しかった対応、嫌だった対応という視点でお話ししていきます。

是非参考にしてください。

吃音者がされて嬉しいことは?


まずはされて嬉しかったことから。

もちろん僕の見解なので、多少の個人差はあると思いますが、共通している部分も多いと思います。

なぜなら、吃音者に限らず、「こんな風に接してくれたら嬉しい」というものばかりだから。

今回主にあげるのは次の3つです。


されて嬉しかった対応
  • 対等に接してくれる
  • 話しやすい雰囲気を作ってくれる
  • ダメな所を見せてくれる


1つずつ見ていきましょう。

対等に接してくれる

先輩や上司であっても、対等に接してくれるのはすごく嬉しいです。

大学の頃の部活動の一番尊敬していた先輩と、会社に入って一番初めの教育担当の上司がこのタイプでした。

下の立場である僕にも意見をしっかり聞いてくれるし、自分の思いも素直に喋ってくれる。

✔︎いっちーの意見が聞きたいねんって言ってくれたこと
✔︎最近どーなんと定期的に確認してくれること
✔︎他愛もない話をしてくれること


先輩後輩の上下関係があってもそれを感じさせない。

そんな人とは接しやすいし、心から安心して、リラックスすることができていました。

そしてその「リラックスしている状態」が吃音の恐怖を軽減させてくれることに繋がっていたのは間違いありません。

話しやすい雰囲気を作ってくれる

✔︎あいさつをしたら明るく返してくれる人
✔︎質問したら穏やかに答えてくれる人
✔︎話にしっかり反応してくれる人
✔︎冗談を言ってきてくれる人
✔︎話しかけてくれる人
✔︎気にかけてくれる人


こんな人には話しやすい雰囲気を感じることができたし、

「構えなくていいんだ」「リラックスしてもいいんだ」そう思うことができました。

吃音者は常に人の顔色を気にしてしまう癖があり、

「どう思われてるんだろう?」「怒っていないだろうか?」と不安に苛まれている人が多い。

だからこそ、穏やかに接してくれ、安心感を与えてくれる人がいると本当に救われる。

僕は今まで何度も人とのコミュニケーションの中で救われてきましたが…

その人達の特徴を考えたら、

「話しかけやすい雰囲気を持っている」人がほとんどでした。

なぜこの人達が話しやすいんだろう?

そう考えたときに出てきたのか、上に列挙した要素です。

こんな人の前では最高にリラックスできるし、吃音の恐怖を忘れることができました。

ダメな所を見せてくれる

ダメな所や短所が見える人にも安心感を感じました。

どこか抜けている所がある
物忘れが多い
実は〇〇が苦手…


そういった短所は誰にでもあると思いますが、そういった一面を隠さず見せてくれ、そこをいじらせてくれるような人は安心感が半端ないです。

緊張しなくて大丈夫なんだ、力まなく大丈夫なんだと思わせてくれるし、

「みんな苦手なことがあるんだ」

当たり前のことではあるのですが、それが見えると安心するし、自分も弱みを見せていいんだと思うことができました。

吃音者が嫌なことは?


では逆に嫌だったことは何か?

ここも嬉しかったこと同様、共通している部分が多いと思います。


されて嫌だった対応
  • 冷たい対応
  • 型にはめられる
  • 人のことを小馬鹿にしている



冷たい対応

されて嬉しかったことと正反対なことになりますが、

✔︎あいさつや質問をしても無表情で返してくる
✔︎コミュニケーションも最小限で、業務ごとの伝達くらい
✔︎その伝達もぶっきらぼうに「これやっといてー」というだけ


本人にそんな気はないのかもしれませんが、

僕としたら「自分と関わりたくないのか?」「嫌われてるのかな?」と不安になってしまうし、益々喋りにくくなってしまう。

このタイプの人と過ごす時間は変な緊張感が高まり、どもりの心配、恐怖に意識が向きやすくなりますし、

精神的にも疲弊してしまう。

また、気分の波が大きい人も吃音者からしたらかなりしんどいなと感じました。

振り回されちゃうし、全然リラックスできない。

気を張っていないといけないので精神的にまいってしまう人が多いと思います。

型にはめられる

型にはめられる指導が吃音者を苦しめることはよくあると思います。

例えば…

✔︎電話の時にこんな言葉遣いをしなさい
✔︎こんなトーンで喋りなさい
✔︎お客様にはこんな風に接客しなさい
✔︎こうやって、ああやって

✔︎そのやり方はダメ



もちろん仕事の場面であれば、そのように指導されろのは当然だとは思いますが…

その指導が吃音者を追い込んでいる事が多いことを知ってもらえると嬉しいです。

「こうしなければいけない」

この気持ちが大きなプレッシャーになり、決められた通りにできなければダメだと思ってしまう。

周りができている事が、自分にはできていないことにひどく落ち込んでしまう。

吃音者にはそんなパターンを持っている人が多いです。

「お電話ありがとうございます」は絶対にちゃんと言わないといけない。

そう言われても言葉が出てこないものは出てこないのですよ。。。

そんな時に…

周囲の声

多少詰まったり間が空いてもいい、はいと言ってもいい、言いやすいようにやったらいいよ。



そう言ってもらえるだけで、吃音者は相当救われるはずです。

人のことを小馬鹿にしている

コミュニケーションの中で、人のことを悪く言ったり、批判したりと陰口が多い人っていますよね?

思いやりが欠けているというか、愛がないというか、他人を小馬鹿にしたような態度の人もいると思います。

自分が直接攻撃されていないとしても、あまり良い気分ではないですよね。

もしかしたら自分も何か言われているかもしれない
この人の前でどもったりすると、それを悪く言われてしまうかもしれない
自分が傷ついてしまうかもしれない…


不安な気持ちになるし、その人がいる空間ではリラックスできません。

このタイプの人って一定数いて、僕もこれまでに何人かと出会ってきましたが、

やはり自分の精神が乱されてしまうので、吃音の症状にも悪影響だったと感じています。

吃音者にはこう接してあげてほしい


上の要素を見ると…

✔︎安心感を感じる人の前では、吃音の心配も減り、楽に過ごせる

✔︎安心感を感じない、傷ついてしまう恐れのある人の前では緊張が高まり、吃音の恐怖も増幅される



こんな風に定義することができます。

(もちろん嬉しいこと、嫌なことなど、感じ方は人それぞれですが、かなり共通していると思います)

これを踏まえて、ここらからは、吃音の人が周りにいたり、出会ったりしたら「こんな風に接してほしい」という話をします。

ここでは、主に仕事上と、プライベートの2シーンに分けて話をします。

仕事上のコミュニケーション

まずは仕事上での接し方から。

吃音のことや、吃音があるその人のことを否定するのはやめてあげてください。

周囲の声

君はそれがあるから上手くいかないんだよ、だから治しなさい。



…こんな事を言われてしまうと、立ち直れないくらい大きなショックを受けてしまいます。

現にそんな風に仕事を辞めていく人も存在していますからね。

電話も、業務も、売上や成果に対しても…

「ちゃんとやりたい」という意識は吃音者も絶対に持っています。

でも、その気持ちに反し、言葉が出てこず、スムーズに仕事が進まず、葛藤を感じる人が多い。

「やる気はしっかりあるけど、うまくできない事がある」「それは決してサボっているわけではない」

この認識を持ってほしいです。

それと、されて嫌だったことの章で少し触れましたが、型にはめ込もうとするのは控えた方が、吃音者は仕事が圧倒的にしやすくなります。

理由は前述の通りで、「こうしなればいけない」というプレッシャーが大きければ大きいほど、どもりの恐怖と症状につながってしまうから。

上司と部下の関係であるなら、指導は必要だと思いますが、なるべく柔軟な対応を心がけくれたら嬉しいです。

電話が苦手なら、

「多少言葉が変わってもいい、多少聞きづらくても大丈夫、伝えたい事が伝わればOKだよ」

こんな言葉がけがあるだけで、はるかに楽になるし、その人間関係も劇的に良くなっていくはずです。

そんな風に言ってもらえたら「この人のためにも頑張ろう」ってなりますからね。

また、なるべく話しやすい雰囲気を作ることを意識してもらえたら最高です。

あいさつや質問をされた時に、穏やかな表情で返してくれるだけで、気持ちが楽になります。

人間関係的にもこっちの方がプラスが大きいと思うのでそうしてほしいです。

プライベートでのコミュニケーション

家族間や友達、恋人が吃音に悩んでいるという場合であれば、悩みに寄り添ってあげてほしいです。

「吃音のことを知られたくない」

吃音者にはこの心理があるので、中々自分から吃音の事を相談することができません。

しかし心の奥では、

本当は知ってもらいたい
理解してもらうことで楽になりたい



という気持ちが確かにあります。

でも、「もし理解してもらえなかったら」という恐怖で切り出せずにいます。

そんな時に、苦しみを察してくれて聞いてきてくれる、話をしにきてくれる人がいたら・・・

めちゃくちゃ嬉しいし、吃音の恐怖も苦しみも劇的に楽になります。

そして、吃音があって聞き取りづらいことがあっても気にするそぶりを見せず、コミュニケーションを楽しんでくれる人がいれば、吃音に悩む人からしたら相当嬉しいですよ。


彼氏の吃音にどう向き合う?やってほしい3つのコト


吃音者が生きやすいような世界になってほしい


吃音という単語は昔に比べて、広く知られるようになりましたが、

その特徴や、吃音者がどんなことでどのように苦しむのか、という本質的な部分はまだまだ知られていません。

ここがもっと世の中に浸透すると、救われる人が増えるのですが。

“吃音者が生きやすいような世界をつくりたい”

僕自身が長年吃音に苦しんだ経験から強くそう思っています。

そのためにもこれからも吃音に関する情報を発信していきたいと思っています。

皆さんももし吃音に悩む方を知ってるという場合や、これから出会ったときには、

少しでも今回お話ししたような安心感を与える付き合いをしてくれれば嬉しいです。


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