僕の吃音がたった2ヶ月で治った方法とは?

吃音のせいで簡単な仕事さえできないと悩む人へ。仕事の時間を楽にする4つの方法と1つの意識

いっちー

こんにちは!
吃音お悩み解決ブロガーのいっちー(⇒プロフィール)です!

吃音で仕事が辛い。

上司や同僚からの反応が辛い。

そんな方へ。

今回は、仕事のシーンでの苦しみを取り除くための話をします。

今回の話を聞いて実践すれば、どもりが起きる場面を回避でき、ネガティブな感情に陥ることも回避できるようになります。

それでは見ていきましょう。

吃音で仕事が苦しい

吃音で悩んでいます。

社会人になったばかりで、就職先の会社で、ここ最近は特に毎日顔から火が出るような辛く恥ずかしい想いをしています。

例えば、電話をする際に取引先の担当者の方の名前を言う時。

◯◯の◯◯と申します。<自分の会社名と名前は言えます>しかし、◯◯さんは、いらっしゃいますか?が吃って言葉が出ない時があります。

言いやすい特定の名前の場合は言えます‥自分でも、頭の中に吃るとゆうイメージを消して日々過ごしていますが、上司が側に居たり周りの方々に聞かれていると思うと汗が止まらなく吃ります‥

もう周りからも、どうした?大丈夫か、おい?笑など、引かれる反面笑われてしまい余計に吃る意識が強くなり悪循環で抜け出せません。

また、会議で大勢の前での発表。

これまた、酷い地獄のような場面に何度か出くわしました‥上がり症な上に吃る。

しっかりとした内容を言えるか以前に、口がモゴモゴし、噛み噛みです‥

本当は、もっとこう言いたいのに。もっと仕事を覚えるために色々聞いて、普通に生活したいのに。

学生から吃る傾向はあります。

ただ、友達との会話、ある程度リラックスした状態での日常会話などは全く吃りません。

とにかく、職場でのシーンでよく吃る‥電話をとって、誰かに引き継ぎをする時に名前、会社名が吃って言えない‥上司を始め、社員の方々に合わせる顔が無いほど本当に辛い想いをしています。

そろそろ、周りからも吃り気味の時があるなとバレてきてしまいました。

余計にそれが、吃るのを急速に進行させてしまっています。

仕事を一生懸命覚えて会社の力になりたいのに‥‥悔しくて、指導してもらっている先輩方に申し訳なくて辛いです。

どうして、そんな簡単な発表とか電話できないの?と冗談で言われる日々が苦しいです。

相談、また共感してくださる方が周りには居なく吃る感覚を分かって貰えなく孤独です。

どうか、前向きになれるお言葉を頂きたいです。

助けてください。

会社でどもるのは珍しくない。その理由とは?


日常会話では大丈夫だけど、仕事になるとどもる、職場に行くとどもる。

これは非常に多い悩みですし、僕もまさにこれに苦しめられていました。

電話対応が特にダメで…

受話器をとっても5秒以上「お電話ありがとうございます」を言えず、「お、お、お、」となってしまうこともしばしば。

本当に辛かったです。

さて、ではなぜ「仕事」「職場」となると途端にどもってしまうのでしょうか?

ここには3つの理由があると考えています。


会社でどもりやすい理由
  1. 責任を伴うから
  2. 周りの目
  3. 脳がどもる場面だと認識している


それぞれ説明していきます。

責任を伴うから

プライベートと仕事。

この2つで明らかに違うものは、「責任」です。

プライベートではリラックスできている人でも、仕事となると…

周りに迷惑をかけてはいけない
人と違うことをしてはいけない
ルールをきちんと守らないといけない



こんな思考が働き、ビクビクしてしまう人が多いです。

“どもること=周囲への迷惑”

そう考え、緊張や不安に拍車をかけてしまいます。

吃音は、その時の感情の状態が如実に現れる特徴があるので、緊張が高まっている状態では、どもってしまう可能性が高くなってしまうのです。

これが理由の1つ目ですね。

周りの目

もう一つ、プライベートと仕事の場面で大きく違うのが、「周りの目」です。

✔︎どう思われているんだろうか
✔︎変な奴だと思われていないだろうか
✔︎指摘されたくない



仕事になると、周りの目を気にする意識がプライベートに比べ遥かに高くなる傾向があるのですが…

これもどもりに拍車をかける大きな要因です。

これは言ってしまえば、

自分にいたずらにプレッシャーをかける行為です。

他人の評価などはどうあがいても自分がコントロールできる領域ではないので、本当は悩んでも仕方がない部分です。

そこに悩むことはストレスでしかないし、周りから変に見られるのを嫌い、「どもらないようにしよう」と考えてしまうことに繋がってしまいます。

この「どもらないように」という思考が実はかなりマズいのです。

脳は「NOT」を理解できないので、いくらどもらないようにと思っても、脳はどうしてもどもる想像をしてしまうのです。

「どもらないようにしよう」と思ってもどうしても不安に駆られてしまうのは、脳にこの特性があるからなのです。

周りの目を気にすることで、自分にプレッシャーと、どもるイメージをかけてしまっている。

これが仕事の場面でどもりやすい2つ目の理由です。

脳がどもる場面だと認識している

“吃音者であっても全ての場面で言葉が出ないのではなく、苦手な場面が人それぞれ違う”

これは有名な話かと思いますが、冷静に考えると不思議な現象だと思います。

発する言葉は一緒でも、場面が変わるだけで出たり出なかったりする。

質問者さんは、プライベートでは平気だけと、仕事ではダメと仰っていますが、これに共感する人はかなり多いのではないかと思います。

実際に僕もそうでした。

プライベートの電話だと大丈夫なのに、仕事になると喉がロックされて、首を締められているかのような苦しい声しか出ない。

なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか…?

「脳の認識」に原因があると考えています。

どういうことか?

一度脳が苦手と判断したものは、同じ反応が繰り返されてしまうということです。

例えば僕の場合。

ある日職場でとった電話で、たまたま難発が起きてしまい、少し恥ずかしい思いをしました。

それまでは電話への恐怖は感じていなかったのですが、この出来事以来、電話の近くに行くと「またどもってしまうかもしれない」という嫌な感情が湧いてくるようになったのです。(脳が苦手と判断し始めた段階)

それ以降は電話をとっても、どもりを気にしながら喋るので少々不自然な喋り方や早口になってしまうこともありました。

すると「ちゃんと喋らなきゃいけない」という意識が強まり、益々喋りにくくなる。

そして最終的には声が出ないところまで追い込まれてしまったのです。

それ以降は電話の近くに行くだけで鼓動が早くなり、頭が真っ白になり、顔から血の気が引けていく。

そして受話器をとるとピタリと喉が固まる。

そんな反応を体が示してくるようになったのです。

つまり、脳が「苦手」と判断した場面でどもりは頻繁に起こっている、ということ。

そして、仕事の場面や職場は前述の通り、緊張もストレスも大きいので、脳が苦手と判断しやすい場面だということです。

仕事中のどもりを回避する工夫


理由はOKでしょうか?

では、ここからは対策を見ていきたいと思います。

どもりを回避するための工夫としては…

いかに「どもり」から意識をズラすことができる

これにかかっています。

そのために是非次の2つを意識してみてください。


どもりを回避する工夫
  1. 暇な状態を作らない
  2. 苦手なものを遠ざける


暇な状態を作らない

あなたの仕事の仕方を振り返ってほしいのですが…

暇に過ごす時間が多くはないでしょうか?

もしそうだとしたら、暇な時間はなるべく潰すことをおすすめします。

なぜなら。

暇な時間が増えれば増えるほど、どもりの不安を考えてしまう時間が増えるからです。

ある程度働いていると、めちゃくちゃ忙しい期間を経験したことがあると思います。

やらないといけない業務もある
締め切り間近の資料もある
お客様対応もある
電話もひっきりなしにかかってくる



またその時の事を思い出してもらいたいのですが…

その時ってあまりどもりが出ていなかったのではありませんか??

なぜそう言えるのかというと、忙しかったり、やらないといけないことがたくさんあると、どもりを心配している暇がないからです。

わかりますか⁇

…僕は、ここに「仕事中のどもりを抑えるヒント」があると考えています。

つまり何が言いたいのかというと。

「意図的に忙しい状態を作りましょう」

ということです。

暇だとどうしてもどもりに意識がいってしまう、それを防ぐために「忙しい」状態を作り出す、ということです。

ではどうやって忙しい状態を作るのか?

  1. やることを明確にすること
  2. 取り組む量を増やすこと



この2つが重要です。

一日のタスクがあると思うのですが、それをしっかり明確にしてみてください。

今日は、“何を” “どこで“ “どのくらい” やるのか。

これを細かく設定してください。

細かく設定すればするほど目の前の事に集中できるようになります。

ここで問題なのは、指示待ちになる人が多いということ。

「これやっといて」と言われてから行動に移すのような受け身のスタンスでは、手持ち無沙汰になってしまい、忙しい状態を作ることができません。

ですので、受け身ではなく自ら仕事を見つけ、やることを明確にしていきましょう。

そしてもう一つ大事なのが、取り組む量を増やすこと。

「これは明日でいっか」と思うものも、初めの少しだけでもいいので、その時にやるようにしてみてください。

やることを増やして、目の前の事に忙しくなればなるほど、どもりへの意識は薄れていきますから。

是非できる範囲でやってみてください。

こちらの記事でより掘り下げて話をしています。


「仕事の電話が怖い」を解消する2つの工夫


苦手なものを遠ざける

あなたのお仕事の中で、何がどもりへの恐怖を駆り立てるトリガーになっているのでしょうか?

僕や質問者さんの場合で言えば、電話対応がどもりの恐怖を生み出しています。

もっと言うと、電話対応は苦手だけど、もし職場に自分1人でいるときはそんなに苦痛ではない、でも上司や緊張する人が近くにいると不安で仕方がない。

こんな場合は、上司や同僚が側にいて電話をとらないといけないシーンが恐怖の対象です。

このように、

「自分がどんなシーンで不安や恐怖に支配されてしまうのか」

まずはこれを明確にしましょう。

これが明確にできたら、対策を考えていきますが…

対策はシンプルで、

「恐怖に支配される場面」を極力回避することです。

電話が怖いのであれば、電話から離れた所で仕事をする(可能な範囲で)。

どうにもならないくらい追い込まれているなら上司に相談して、電話対応の少ない部署への異動か、電話対応を代わりにやってもらえるように配慮を求める、など。

仕事だから避けることなんてできません。



そんな声も聞こえてきそうですが、やる前から「できません」と言っていても何も始まりせん。

実際に僕は上司に相談することで、一時的ではありましたが、電話対応を避けることができました。

やる前から無理と考えるのではなく、どうすれば恐怖を回避できるか?を是非考えてみてください。


どもりの症状が相手によって変わる?吃音におけるリスクマネジメント法


ネガティブな感情を回避する工夫


どもりを避ける工夫はOKでしょうか?

はい。

ではここからは、例え吃ってしまったとしても、ネガティブな感情に陥るのを防ぐための話をしていきます。

これはすごく大事な話です。

というのも。

どんなに工夫をしていてもどもってしまうことはあるし、ちょっとしたストレスから負の感情が生まれてしまうことは絶対にあるからです。

そんな時に、ネガティブな感情に陥り、そのままの状態で過ごしてしまっては、吃音の苦しみは大きくなるばかりです。

ですので、ここでも対策を持っておきましょう。


ネガティブな感情を回避する工夫
  1. 朝の時間の質を上げる
  2. 休憩時間を有効に使う


朝の時間の質を上げる

ここで言いたいのは2つ。

起床してから家を出るまでの過ごし方と、出社してから始業までの過ごし方です。

まずは、起床後の過ごし方から。

あなたは朝の時間をどんな感情で、何をして過ごしていますでしょうか?

✔︎その日の仕事のことを考えて不安になっている
✔︎電話対応のことを考えて嫌な気分になっている
✔︎上司からの指摘を心配している
✔︎会社に行きたくなくてため息をついている
✔︎ギリギリまでベッドの中でグズグスしている
✔︎暗い顔で家を出てそのままの気分で電車に乗っている



これらは全てNGな感情と行動です。

ハッキリ言います。

あなたが今後もこんな朝の過ごし方をするのだとしたら、吃音の苦しみからは延々に抜け出せません。

こんなことを言うと、

吃音が治れば明るい気分で過ごせるよ。



みたいに思う人もいるかもしれませんが…

それは完全に順番が逆です。

毎日を明るい気分で過ごすから、結果的に吃音の苦しみから抜け出すことができるのです。

吃音が治ったら〇〇と考えている人には、吃音改善のきっかけを得ることができないのですね。

で、朝の過ごし方ですが、覚えておいてほしいのは…

朝の質=1日の質



これです。

朝をネガティブな感情で埋め尽くしてしまっては、その日1日がネガティブなものになってしまいます。

だから少しでもいいので、「朝の過ごし方」を大切に扱ってほしい

そう心から思います。

朝のおすすめの過ごし方をこちらの記事で解説しているので、是非チェックしてください。

どもりの症状は朝の状態で決まる!?最高に気分を整えてくれるあるルーティンをご紹介!



もう一つ。

出社してから始業するまでの過ごし方ですね。

僕は決められた時間の30分前には出社していましたが、あなたもゆとりを持って出社することを心がけてください。

で、ゆとりのある時間を使って、その日のTO DOリストを作ったり、やることを明確にしていきましょう。

僕の職場はカウンターに電話が1台設置されているのですが、お店のPCを見るためにはカウンターに入らなければなりません。

カウンターに入れば当然電話を受けなければならないので、僕は始業前の電話がならない時間にカウンター周りの仕事をある程度終わらせるようにしていました。

これで日中は安心して仕事に取り組めるようになっていたのです。

こんな感じの工夫まで始業前に行えるとベストですね。

休憩時間を有効に使う

ネガティブな感情を回避するための2つ目の対策が、休憩時間の使い方です。

僕のおすすめとしては、エネルギーの回復に時間を使うこと。

具体的な取り組みとしては、5分10分程度の仮眠や、散歩、ストレッチなどの軽い運動です。

とりわけ効果が高いのが仮眠です。

ちょっとだけ寝た後のリフレッシュ感は半端ありません。

ボーッとした頭が軽くなり、活力が湧いてきます。

嫌なことがあった、ネガティブな感情になってしまうことがあった、そんな後には特に仮眠をとってみてください。

エネルギーの回復とともに、ネガティブに流れる感情をストップさせることができます。

逆にあまり良くないのが、スマホを眺めること。

少しなら良いですが、休憩時間を全て使ってしまうのはなるべく避けてほしいです。

本人としてはリフレッシュのつもりでスマホを見ているのだと思いますが、逆に疲れる結果を生んでしまうことが多いです。

外側ではなく内側を考えよう


対策の話は以上ですが、最後に一つ大事な話をしたいと思います。

仕事へのスタンス(モチベーション)についての話です。

タイトルにあるように、外側ではなく内側を考えてほしいということなのですが…

「誰にどう思われるか」よりも「自分がどう働きたいのか」を考えてほしいということです。

質問者さんは、指導してくれている人に申し訳ない→だからちゃんとできるようになりたいと考えていますが…

これは自分の外側に意識が向いている状態です。

別にこれが悪いという話ではないのですが…

それだと苦しくはないですか?

ということを問いたいのです。

外側への意識が強まると、自分の心を無視して他人の期待に応えようとしてしまいます。

でもうまくできないこともあるし、そもそも他人の感情はコントロールできない。

外側を考えれば考えるほど、ストレスが溜まってしまうと思います。

だから少しずつでも「内側」を考えてほしい。

✔︎自分がどうしたいのか
✔︎どう働きたいのか



これを考えてみてほしいです。

考えた結果、「お世話になっている人に結果で恩返ししたい」と思うのであれば、それはそれでいいんです。

自分の心に素直になって出てきたものであれば、それはプレッシャーではなく、あなたに行動のエネルギーをくれるはずです。

こういった内側(=自分の心の声)を無視して、他人の評価ばかりを気にすると、苦しみは生まれてしまうわけです。

ここは軽視せずに、一度考えてみてください。

まとめ

今回の話は以上です。

仕事に悩む人は多く、どうしても伝えたいことがあったので、かなり長くなってしまいましたが、ご理解頂けたでしょうか?

✔︎どもりを回避するための工夫
✔︎ネガティブな感情に陥るのを回避する工夫



この2つに加え、最後に説明した、働く上でのスタンスを自分の心に正直になって考えていけば、必ず吃音の苦しみを乗り越えられるはずです。

「悩む人にどうか届くように」と魂を込めて書きましたので、参考にできるところは是非取り入れてみてください。

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